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ナコーンシータマラートに日本の学生現る!?

サワディーカー(こんにちは)。タイ・ナコーンシータマラートに派遣されております安部祥子です。

約1か月の長期休暇を終え、10月末より私の派遣先校であるムアン ナコーンシータマラート学校は後期の授業が始まりました。タイでは10月24日にシリキット王太后が崩御されたため、朝礼では黙祷の時間がありました。また、教職員は喪に服すため、黒もしくは、白、グレー、紺色等の落ち着いた色の服を着用します。

喪に服すため学校の国旗も、半旗(通常の半分の高さ)で掲揚します

後期の私の担当クラスは、前期に引き続き日本語専攻クラスのM5(日本でいう高校2年生)、M4(日本でいう高校1年生)、日本語選択クラスのM3(日本でいう中学3年生)、M2(日本でいう中学2年生)、そして日本語クラブです。選択クラスは後期が始まり、再度選択の希望調査がありました。その結果、M2はクラスの2/3が新しいメンバー、M3は引き続き同じメンバーでのスタートとなりました。

今回は日本語専攻、選択クラスの両方で行った「日本の制服」の文化紹介の様子をお届けします。制服は国際交流基金バンコク日本文化センターからお借りしました。授業は、導入として日本で流行っているダンスの動画(日本の教室や制服が分かるもの)を見て、ダンスを踊る→プリントを使いながらタイと日本の制服や服装に関わるルールを比べ、まとめる→実際に日本の制服を着てみるという流れで行いました。

屋外で写真を撮ったM4の生徒たち

この授業を行った私の感想は大きく2つあります。「クラスによって良くも悪くも反応が違ったが、喜んでくれて良かった」というのと、「タイと日本の相違点を自分自身も学び、面白かった」ということです。

ノリノリのM5の生徒たち

スカーフを結んであげると嬉しそうにお礼を言ってくれる、笑顔で制服を着て友達と写真を撮る、制服を着た写真をSNSのアイコンにする等、生徒のさまざまな反応が嬉しかったです。そして、今までタイと日本の文化を比較するという方法は何度か取ったことがありますが、今回は服装に関するルールを比較したため、「何故このようなルールがあるのだろう」、「国は違ってもここは似ている」とさまざまな発見があり、テーマについて生徒と深く考えることができました。

私が受講したオンラインタイ語レッスンの授業からアイディアを得たプリント

最後に、日本の制服を紹介をする際は「第2ボタン」の話をすると、盛り上がること間違いなしです。

タイの制服×タイの体操服×日本の制服のコラボが実現したM3の集合写真
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