サワディーカー!タイ中部のペッチャブリーに派遣されている松本明日香です。
約1か月の長いお休みが終わり、10月末から後期の授業が始まりました。私の派遣先であるペッチャブリーは、バンコクから車でおよそ2時間半の場所にあります。程よく田舎で、派遣先校の裏にはたくさんの野生の猿が暮らしています。初めて見たときは、とても驚いたのを覚えています。
今回は、後期の授業で行った文化紹介「ちらしずし」について紹介したいと思います。この日は私がメインで授業を行いました。M6(日本でいう高校3年生)のクラスでは50分、M4(日本でいう高校1年生)のクラスでは2コマ(100分)を使い、少し緊張しながらの挑戦でしたが、生徒たちは興味をもって真剣に話を聞いてくれ、思っていた以上にスムーズに進めることができました。
授業ではまず、「ちらす」という言葉の意味や、ちらしずしを食べる理由等を説明しました。その後は、みんなで酢飯を作り、一人ひとり盛り付けをしてオリジナルのちらしずしを完成させました。具材は生徒自身に準備してもらったのですが、のりや卵、エビといった定番のほかに、ソーセージやふりかけ、さらにはインスタント麺を使う生徒もいて、自由な発想に思わず笑顔になりました。出来上がったちらしずしを前に、生徒たちは「いただきます!」「おいしい!」と楽しそうに食べていました。その様子を見て、私自身も幸せな気持ちになりました。
気がつけば、タイでの生活も残り100日を切りました。残りの日々も、さまざまな出会いや経験のひとつひとつを大切にし、楽しみながら過ごしていきたいと思います。













