みなさん、Selamat siang(こんにちは)! インドネシアのバリ州に派遣されているS・Jです。
バリ州に来て早2か月が経とうとしています。まだ2か月!?……というくらい、さまざまなものを見て、経験させていただいています。その中でも特に印象に残っていることをご紹介したいと思います。
先ず、バリ派遣が決まったころから憧れていた世界遺産のバトゥール登山です。派遣先校で仲良くなった先生が登山好きの方で、先日、先生数人と生徒の有志で憧れのバトゥール山へ朝日を見に行って来ました。まだ空が暗い頃から登り始め、片道2時間ひたすら薄暗がりの中を歩きました。空が明るくなってきたころ、頂上に到着しました。出発前には麓のお寺で道中の安全を祈り、道中も日本では見ないような片手拳くらいの大きさのカエルを見てびっくりし、人々は山頂にたどり着くまでバリヒンドゥーのお供え物“チャナン”を供え祈り、改めてバリの人にとって祈りとは日常の生活の中で切り離せない大切なものであると知りました。
無事に山頂で朝日が昇ってくるのを見た時、「あ~、今私はインドネシアにいるのだな……。」と感慨深かったです。半年前はネットの情報やガイドブックでしか知りえなかった景色が目の前に広がっているのを見た時、とても満たされた気持ちになりました。
下山後、バトゥール湖でとれるムジャイル(淡水魚の一種)というお魚をいただきました。ピリ辛のカレーのような味付けでとても美味しかったです。次回はこの辺りで有名な温泉プールへも行ってみたいです。
それから、最近、新たな趣味・コミュニティを見つけたくテニスクラブへ通い始めました。私が派遣されている町は習いごと等が限られてしまうのですが、近くの公園へ散歩に行った時、たまたまテニスをしている人たちを見かけ知ったのが始まりです。通い始めると年齢もバックグラウンドも全く違う人たちの集まり。でも共通しているのはテニスが好きということ。とても居心地の良い空間です。テニスをしていると、隣の売店から「先生~!」と言ってくれる声が……。びっくりして振り返ると、私が担当している日本語クラスの生徒の一人でした。そんなひょんな出会いも嬉しかったです。
最後に、日本を出発してから2か月以上が経ち、髪が伸びてきたので最近、思い切って現地の美容室へ行って来ました。私の髪は短いのでちょっとチャレンジングではありましたが、派遣先校で同じくショートカットの先生を見つけ、髪型が素敵だったので美容室を聞いて行ってみました。一番驚いたのは、シャンプーの際、水だったこと!シャンプーが気持ち良く、うとうとしかけていた眠気が一気に覚めました。そして、カットとシャンプーで500円ほどという破格のお値段。ちょっと気分が落ち込んでいた日だったので、髪を切ってすっきりできました。
こんな感じで新天地でも何とか元気にやっています。これからも少しずつcobaすることを恐れず、残り4か月ほどの時間と機会を大切に生活していきたいです。
それではみなさん、Sampai jumpa!(また!)













