Tabik pun!(タビッ プン!)※ランプン語のあいさつ
スマトラ島南部のランプン州・メトロ市に派遣されている前田詠里です。
今回は、派遣先の高等学校の文化祭をご紹介します!
EXPOと題して2日間行われる文化祭では、化学クラブや英語クラブ等、各クラブがブースを出展します。ブースでは、オリジナルの香水を作ったり、たくさんの香辛料を混ぜた飲み物を飲んだり、ゲームで遊んだりとさまざまな体験ができます。ステージでは、ランプン州の伝統舞踊やダンスのパフォーマンスが披露されます。
このうち日本語クラブは、Kampung Jepang(日本村)と銘打って、屋内外にブースを作りました。その規模は、他クラブの数倍!日本語クラブの生徒たちは毎日の授業が終わった後、そして休日も夜遅くまで準備をしていました。
まず、鮮やかな鳥居をくぐると、コマやけん玉といった日本の遊びを体験できるブースや、和装で記念撮影できる顔出しパネルがあります。鳥居もそのほかの飾り付けも、すべて生徒たちの手作りです!
屋内にあるのは、書道や浴衣の着付けを体験できるブースです。書道や浴衣については、授業や日本語クラブで勉強しました。文化祭の2日間、私は他校での活動のため全てに参加することはできませんでしたが、生徒は学んだことを生かして、自分たちだけで立派に運営していました!文化祭中はほかの学校の生徒や先生もたくさん訪れて、日本の文化を楽しそうに体験していました。
文化祭もいよいよ終盤を迎えるころ、突然ステージに呼ばれて日本の歌を歌うことに!
生徒たちや先生方に温かく見守られながら、坂本九の『上を向いて歩こう』(作詞:永六輔 作曲:中村八大)を歌いました。みんなが掛け声や拍手をしてくれて、とても嬉しかったです!
大盛況のうちに幕を閉じた文化祭。インドネシアの生徒たちのエネルギーや自主性に驚かされた2日間でした。















