Sugeng siang(ジャワ語で「こんにちは」)。インドネシア・東ジャワ州に派遣中のまなほです。
派遣から3か月が経ち、インドネシアでの生活にもだいぶ慣れてきました。毎日が新しい発見の連続で、あっという間に時間が過ぎています。これまでさまざまな文化紹介を行ってきましたが、今回は特に印象に残った3つの活動を紹介します。
まずは「浴衣体験」です。授業では着物の種類を学んだ後、実際に浴衣を着てもらいました。どのクラスでも大人気で、生徒たちは伝統的な日本の衣装を身にまとい、とても嬉しそうでした。PLT(教育実習生)の先生と協力して、約140名の生徒に着付けを行いました。体力的には大変でしたが、生徒たちの笑顔を見て「やってよかった」と心から感じました。
次は「茶道体験」です。茶道の道具や作法を学んだ後、抹茶と緑茶を味わいました。生徒の多くは抹茶ラテのような甘い飲み物を想像していたため、初めて口にする本物の抹茶の苦味に驚いていました。それでも「苦いけどおいしい」と言ってくれる生徒もいて、日本の味に興味を持ってくれたことが嬉しかったです。
最後は「日本の伝承遊び」です。「おせんべい焼けたかな」「かごめかごめ」「けん玉」等を紹介しました。特に「おしくらまんじゅう」は大盛り上がりで、生徒たちは全身を使って楽しんでいました。日本語の掛け声や歌は難しいですが、自分たちなりに言いやすい言葉に変えて、笑い声が絶えませんでした。
この3か月をとおして、生徒たちが日本の文化を体験し、楽しみながら興味を持ってくれることが何より嬉しく感じます。これからも、文化をとおして「日本って面白い!」と思ってもらえるような活動を続けていきたいです。












