Selamat siang!(インドネシア語でこんにちは!)
インドネシア・中部ジャワ州テガル県に派遣されているNeneです。
早いもので、インドネシアに来て2か月が経ちました。
私は、SMK(エスエムカー)と呼ばれる、専門高校2校に派遣されています。曜日ごとに先生も生徒も制服が決まっていたり、毎週行われる朝礼がとても長かったり、興味深い発見でいっぱいです。中でも驚いたのが、インドネシアには「○○の日」がたくさんあるということです!といっても、祝日ではありません。私が派遣先校に行き始めてからの7週間の間でも、すでに4回「○○の日」があり、それに伴って、朝礼が行われたり、服装が指定されたりしました。
今回は、10月22日の「サントリの日」を紹介します。サントリとは、イスラム宗教教育を受ける学生のことで、この日はそうした宗教教育者や生徒の貢献をたたえる日だそうです。この日の前日、私がお世話になっているCP先生(現地の日本語の先生)が、「明日はイスラムの日です。よかったら、ヒジャブ(頭部を覆う布)を被りませんか?」と声をかけてくださいました。放課後、一緒にヒジャブを買いに行き、翌朝、先生が巻いてくれました。
私の派遣先校では、生徒は100%イスラム教徒で、先生の中にはそうでない方もいます。イスラム教徒の生徒と先生方は、この日、男性は上「ココ」、下「サルン」、女性は「ガミス」という服を着ます。
服に合わせてヒジャブの色を考えるのは、着物の時に帯揚げや帯締めを選ぶ時と同じ気持ちになりました。ヒジャブを被ったまま授業をするのは、いつもより暑いかと思いきや、そこまで変わりはありませんでした。中でも私が一番驚いたのは、宗教の大切な日に、イスラム教徒でない私がこのような装いをすることを、皆さんがとても温かく受け入れてくれたことです。「先生、きれい!」「一緒に写真を撮ろう!」とたくさん声をかけてくださいました。
今回、このような経験ができたことに感謝し、残りの派遣期間も、テガルでの生活に根付いているイスラム教を、もっともっと知っていきたいと思います。












