最新情報はこちら 最新情報はこちら

SMKN7Semarangを紹介します ~達成のない日はない&「一期一会」を大切に~

みなさん、こんにちは。インドネシア・中部ジャワ州スマラン市に派遣されている永野正憲です。

今日は、派遣先校の一つ、SMKN7Semarang(スマラン第7国立専門高等学校)について紹介します。インドネシアのSMK(専門高校)には、色々な専門があります。看護や料理やホテルといった学科が専門の学校もありますが、SMKN7Semarangは工業系の専門高校で、日本で言えば工業高校や高等専門学校に相当する学校です。情報システム、土木工学、制御システム工学、建築工学、自動車工学、電子通信工学、電気工学、溶接・金属加工の8つの学科があります。

日本語の授業風景(電気工学のクラス)

その中でも制御システム工学は全国大会で1位、自動車工学は日本の自動車メーカーから練習用の車を貸与される等、全国でもトップクラスのSMKだということです。学校のスローガンは、“Tidada Hari Tanpa Prestasi”「達成のない日はない」です。

制御システム工学の実習風景
自動車工学の整備工場室

このため、中部ジャワ州に来られたお客さんが視察に訪れることが時々あります。先日も北マルク州知事が視察に訪問し、それらの専門の学科と共に、茶道の文化紹介の授業の様子を見学していただきました。

茶道の授業では、相手のために抹茶を作る「おもてなし」と、「一期一会」(=この時間は人生で一度だけなので、大切にしましょう)ということについても勉強しました。

茶道の文化紹介(建築工学のクラス)

この学校は、全校生徒2,000人以上の大きな学校です。そのうち、11年生(日本の高校2年生に相当)の10クラス約350人が日本語を学習していますが、学年全体は20クラス。残りの10クラスは何を勉強しているかというと、ドイツ語です!

実は、1学期は日本語、ドイツ語を学んでいる生徒が、2学期はそれぞれ交代して違う言語を学ぶことになっています。なので、今の日本語クラスの生徒たちと一緒に勉強できるのは、今月までです。ちょっぴり寂しいけれども、「一期一会」を大切に、専門の勉強と共に語学も学んで行ってほしいと思います。1月からは、新しく日本語を学び始めるクラスの生徒たちとの出会いが楽しみです。

電子通信工学のクラスと一緒に
Writer
インドネシア 中部ジャワ州
永野 正憲さん

この人の書いた他の記事

インドネシアの記事

よく読まれている記事

PAGE TOP