こんにちは。インドネシア・西ジャワ州のバンドン市に派遣されている、オオタカです。
いま生徒が、「親との自撮り写真」をおもむろに取り出し、先生に見せつけているところです。どうやら試験の点数を、親に報告する義務があるようで、その証拠写真、ということでした。かあちゃんも生徒も、ニッコニコなんだけど、何の記念撮影でしょうか!?
●いただきまーす!
教室のホワイトボードの下、いつもプロジェクターをつないでいるコンセントには、炊飯器が3つ、つながれています。その横で、カセットコンロによる、テンペ(インドネシア発祥の大豆発酵食品)と豆腐の揚げ物がはじまりました。
今日は「ハリ・グル」と呼ばれる、生徒が先生へ感謝を伝える日。外のステージでは、歌・ダンス・劇等、さまざまな出し物をやっています。
現地の日本語の先生が言います。
「私のクラスでは、生徒が料理をします。」
なるほど、料理ですか!いいですねー。
えと、でも、家庭科室、とかではなくて、教室で、なのね!?
お皿じゃなくて、その巨大なバナナの葉っぱに盛り付けるのね!?
え?その葉っぱ、裏庭から、今、とってきたのねーーーー!?
生徒の手際がとてもよく、チャキチャキと準備が進んでいきます。予想の70倍ダイナミックな、この食事スタイルは「リウェット」。同じ釜の飯……ならぬ、同じ葉っぱの飯を、手でモグモグ食べて、生徒との絆が少し深まった気がしました!
あの……絆とか言っちゃった後で恐縮ですが、こちらの野菜はたいへん辛いので、生徒の皆さんにお願いしてもいいですかー!
●ピンタル(かしこい)生徒
学校に鳴り響く、ウウーーーーというサイレン。頭と首を守りながら、教室から生徒たちがワラワラと出てきます。そう、これは日本でもおなじみ「避難訓練」。
待って、そこのキミ。それは帽子じゃなくて、明らかにバケツだよね?
確かに頭を守れているし、合理的だけどっ!!!いや、「ピンタル ヤ?(かしこいでしょ?)」じゃなくて!!!
インドネシアの学校にも、いろんな行事があるんですね!先ほど「生徒会の交代式」を見学してきました。近々、体育祭もあるそうで、楽しみです。たくさん参加していきたいですー!











