サワッディーカー!タイのチョンブリーに派遣されているReikoです。
私が派遣されているバーンラムン学校は、タイのリゾート地として有名なパタヤから車で30~40分くらいのところにあります。職員室の窓からは海が見えます。海の色が雨季は茶緑色でしたが、乾季に入ってから青色となり、見ているととても気持ちがいいです。
さて、今回は念願だった三線の文化紹介をしたことを紹介したいと思います。
三線は日本から背中に背負って持ってきました。こちらの雨季の高湿度のためか、三線を入れてきたケースにいつの間にかカビが生えてしまったというハプニングがありましたが、三線自体は無事で、派遣先校のM4(高校1年生)に三線を紹介することができました。
アパートでは消音のウマ(弦を支えて音の響きを作るパーツ)を使って練習していたので、当日の朝職員室で練習したときの、久しぶりに聞いた音色の柔らかさにびっくりしました。それが伝わるといいなという思いで授業に臨みました。
文化紹介では、まず日本の楽器の紹介をして、「箏」「鼓」「しょう」の音を聞いてもらいました。そして、タイに似たような楽器があるかを尋ねました。その後、三線の説明をしました。三線の歴史、弾き方、楽譜の特徴等を説明した後、三線の代表曲「安里屋(あさどや)ユンタ節(作詞星克・作曲宮良長包)」を聞いてもらいました。そして、「上を向いて歩こう(作詞永六輔・作曲中村八大)」をみんなで一緒に歌う練習をしました。この曲は、東南アジアで有名だということで、急遽選曲したのですが、生徒たちは知りませんでした。少し上の年代の方だったらわかってもらえたかもしれません。しかし、歌詞自体は簡単だったので、いっしょに歌うことができました。
そして最後に、三線の伴奏で「おどるポンポコリン(作詞さくらももこ・作曲織田哲郎)」を踊りました。私の派遣先校の生徒は踊りが好きなので喜んでもらえました。これがきっかけで、日本の歌や楽器に興味を持ってくれたらうれしいです。












