Wilujeng siang!(スンダ語で「こんにちは」)インドネシアの西ジャワ州・プラワカルタ県に派遣中のあきなです。
今回は、二つの派遣先校で文化紹介として実施した「折り染め」体験の様子をご紹介します!
折り染めとはその名のとおり、紙や布等を折り、染料をつけて染める、という伝統的な染色技法です。折り方や染め方によってできあがる模様が変わるので、幅広いアレンジを楽しむことができます。折り畳んだ紙や布を染色後に開くまで、どんなものができあがるかがわからない……というドキドキ感をぜひ生徒の皆さんにも体験してほしいと思い、日本から和紙と染料をたくさん持ってきました!
和紙を三角形に折り畳んで縛ったら準備完了です。生徒の皆さんには、好きな色・好きな染め方で折り染めに挑戦してもらいました。
折り染めの概要を紹介している間はとても和やかな雰囲気でしたが、いざ本番になると雰囲気は一変。一度和紙に染料を付けるとやり直しができないため、染める順番が回ってきた生徒たちからは緊張した様子が窺えます。紹介した染め方の例を見て完成イメージを固めてから染める生徒もいれば、直観的に染める生徒もいて、皆さんの個性が見えた瞬間でした。
そうして完成した折り染め作品がこちら!
鮮やかな色の組み合わせによる幾何学模様はどれも綺麗ですね!予想外のできあがりに喜ぶ姿を見たり、皆さんの好きな色を知ることができたりと、私にとっても充実した時間となりました。
作った折り染めはそのまま飾るだけでなく、ノートやうちわに貼る、プレゼントの包装紙として使う等、さまざまな活用方法があります。CP先生たちも、練習で作った折り染めを職員室の机に飾ってくれたり、大事なノートに貼ってくれました。気に入ってくれたようでとても嬉しいです。
残りの派遣期間も、誰かの心に残る瞬間を作れるように頑張りたいと思います!Hatur nuhun!(スンダ語で「ありがとうございます」)













