こんにちは!インドネシア・バリ州に派遣中の田畑実里です。
私にとって派遣先校での交流はとてもたのしい時間です。授業中はもちろんですが、授業以外の時間も、日本語を履修している生徒のみなさんとも履修していない生徒のみなさんとも交流できる絶好のチャンスだからです。
私はいつもおりがみを携帯し、交流のチャンスにはいっしょにおりがみをすることがよくあります。この日は生徒と手裏剣を作りました。日本のアニメに興味がある生徒もいるからでしょうか、私がおりがみの手裏剣を見せるとすぐに「しゅりけん!」と言ってくれました。「そうです!はい、そうです!作りましょう!」となりました。近くにいた生徒も興味を示してくれ、大勢で一つのテーブルを囲んで作ることになりました。現地の日本語の先生もいっしょに輪の中に入ってくださって、みんなでわいわいと色鮮やかな手裏剣を作ることができました。はじめて作ったと喜んで持って帰ってくれる姿に感激しました。
手裏剣作りの後、おりがみを作り続ける生徒もいました。すると、おりがみを使って生徒のなじみのある遊びが始まりました。船のようなものを作って、二人が向かい合います。そして、その作品に息を吹きかけて二人で対戦します。自分の作品をひっくり返すことなく、相手の作品がひっくり返ったら勝ちです。勝つためには作品の作り方も息の吹き方もポイントですね。おもわず、何度も挑戦したくなります。
手裏剣を紹介したら、生徒のなじみの遊びを紹介してもらえました。一方通行ではない、相互交流ができたこと、みなさんとつながって輪ができたようで本当にうれしく思いました。派遣期間はまだあります。このような輪がひろがっていくのが楽しみです。










