こんにちは。インド長期派遣、第1期の濵内薫です。現在、デリー首都圏に派遣中です。
気が付けば、師走ですね。歳を重ねるごとに、一年が過ぎるのが早くなっているような気がします。
今回は、インドの病院についてご紹介します。
私の住むデリー首都圏では、11月に入ると一気に大気汚染が進みます。特に朝方は、幻想的な靄のような景色ですが、マスクは欠かせません。
11月下旬に、少しのどの調子が悪く咳が出ていましたが、大したことはないだろうと、いつも通りの生活を送っていました。ある日、自宅に戻り悪寒がしたので、これは風邪を引いたかなと、蜂蜜とショウガ入りのチャイを飲んで寝ていたところ、症状が悪化。咳が止まらない……。体が痛い……。深夜、熱を測ると、なんと40度!その数字を見ただけで、ノックダウンされました。
そして強い味方、国際交流基金ニューデリー日本文化センターの健康相談員さんへご連絡すると、すぐに病院の手配と、薬の指示等をしてくださいました。受診にも付き添っていただいて、先生の治療方針等をつぶさに教えてくださいます。「安心感」の三文字が、健康相談員さんの背後に後光のように輝いて見えました。しばらく入院することになり、現在病室で、パートナーズの声を書いています。
こちらの病院は、とても綺麗でご飯がおいしく、病気でさえなければ、住みたくなるぐらい素敵な場所です。インドらしく??、検査等の時間の遅れもありますが、今のところ全く問題なしです。
特に、お医者さんを中心としたチームのみなさんが、ホスピタリティに溢れているところは、私も見習いたいと思いました。
お医者さん、看護師さん、栄養士さん、食事を作ってくださる担当の方、設備担当の方や、掃除に来てくださる方。沢山の方々の笑顔に、心なごみます。
みなさんに少しでも楽しんでもらおうと、食事の時のカトラリーの袋で折り紙を折って並べておいて、好きなものを差し上げると、とても喜んでもらえて、こちらまで嬉しくなります。
「そういえば、いつかの冬、変な日本人が、オリガミの紙風船をくれたな。」と、一期一会のインドの方々が、思い出してくれたらいいなと願いつつ、今日も幸せな時間を過ごしています。














