こんにちは!インドネシア・中部ジャワ州マゲランに派遣中の坂井日菜です。
マゲランでおいしいごはんといえば Kupat Tahu(クパット・タフ)が有名で、派遣されてから私が一番お世話になっている料理でもあります。こちらに来てから今日まで、すでにたくさんのKupat Tahuのお店を巡りました。
このKupat Tahuは自分で作ったものです!家族にもこの味をぜひ知ってもらいたいと現地の日本語の先生に話したところ、休日に一緒に作ってくださることになりました。本格的なKupat Tahuを家族に食べてもらえるようにと、一つひとつの工程を最初から丁寧に教えていただきました。
当日は朝7時に集合し、まずは市場で買い物です。市場では野菜や豆腐、香辛料等、必要なものは何でも揃います。こんなにたくさん買っても、値段は日本円にして約1,000円ほど。買い物の後は、派遣先校の職員の方のご自宅の台所をお借りし、いよいよ調理開始です。
Kupat Tahuは主に、バナナの葉で包んで茹でて固めたご飯のlontong、かき揚げのようなbakwan、キャベツやもやし等の野菜、揚げ豆腐、そしてピーナッツソースでできています。日本でバナナの葉を手に入れるのは難しいので、今回は炊飯器を使ってlontongを作りました。ピーナッツソースもさまざまな香辛料を使い、香りや味にとことんこだわりました。
買い物を始めてから約4時間後、ついに完成!
手間をかけた分、本当においしいKupat Tahuができました。ピーナッツソースは味に何層もの深みがあり、もちもちのlontongとbakwan、シャキシャキのキャベツともやしとの相性が抜群です。
普段お店でいただいているKupat Tahuは飲み物と合わせて約150円ほどですが、実際に自分で作ってみて、たくさんの材料と細かい工程を経てできている料理なのだと改めて実感しました。正直、Kupat Tahuは手間も時間もかかります。だからこそ、こんなにも手間暇かかるおいしいKupat Tahuをこのお値段で提供してくださっているお店の方々に、心から感謝したいです。












