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私の一日はトロピカルでサバーイサバーイ(心地よい)

こんにちは、タイ・スパンブリーに派遣中の今津です。

私の一日は、顔見知りのご近所さんへの挨拶から始まります。派遣先校までは徒歩7~8分。正門で当番の先生や生徒に挨拶。校内でも目が合えば手を振り合います。職員室前のベンチで、「ニーハオ、アニョハセヨ、コンニチハ、ナマステ……」と、私を日本人だと知っている生徒たちが冗談っぽく挨拶してくれ、私は気分よく職員室に入ります。

職員室では毎日、先生方の家で採れた果物をいただきます。「少しだけ」と言っても「もっと!」と言われ、結局たくさん貰います。先生方も笑顔になり、私も心温まります。生徒から貰うこともあり、私の机が小さな果物屋のようになることも。果物以上に、皆さんの笑顔が心と体を満たしてくれます。

毎日がトロピカルな私の机
貰い過ぎた日の私の机、まるで小さな果物屋さん

担当は一日3~4コマ。授業前は少し早く教室に行き生徒とおしゃべり。大切な時間です。日本語専攻の生徒は毎日日本語の授業があり、文法説明はタイ人の先生、私は発音や板書をお手伝いします。文化紹介は私が主担当で、タイ人の先生はタイ語でフォローしてくださいます。

先生のモットーは授業が笑いで盛り上がること。例えば「あっち向いてホイ」でも立派な文化紹介で、教室は笑いに包まれます。先日行った「妖怪」をテーマにした授業では、妖怪クイズでナマズを紹介。震災や避難訓練の様子も見せると、生徒は真剣に見入っていました。この日は、生徒が調べた妖怪を日本語で発表しました。

文化紹介の授業:生徒が読み上げて札を取る「かるた」
文化紹介の授業:「福笑い」を囲んで興味津々
文化紹介の授業:笑みがこぼれる「けん玉」対決

私の派遣先校では、家に勉強を持ち帰らない生徒が多いようです。必要に応じ、早朝と夕方に教室で勉強会。私も参加します。

食べきれなかった果物等をリュックに詰め、穏やかな気持ちで帰ります。帰り道では、生徒を乗せたソンテウ(乗合バス)が何台も通り、目が合えば手を振ります。バイク通学の生徒から「せんせ〜」と声をかけられるのも嬉しいです。

帰宅後は生徒のSNSを確認。こうして私の一日は、心地よい満足感とともに終わります。サバーイサバーイ(心地よい)。明日も果物と笑顔に包まれますように!

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