こんにちは、タイ、ウッタラディットに派遣されています、宮﨑楓です。
今回で寄稿も4回目になりました。今更ですが皆さんは「ウッタラディット」と聞いて、どんな場所を思い浮かべますか?私は派遣が決まるまで名前すら知らず、調べても情報がほとんど見つからず……どんな県なんだろうというワクワクと、何もなかったらどうしようという不安を感じつつ、まだ見ぬ任地に想いを馳せていました。
実際に来てみると、県内は車移動が中心。自分一人で県内を探索するのはなかなか難しく、諦めていましたが、前期から一緒に活動している日本語の実習生の先輩が「一緒に出かけよう!」と声をかけてくれ、案内してもらえることになりました。
まず連れて行ってもらったのは、伝統料理の「カオパン」のお店です。今回は野菜を米粉の生地で包んだ「カオパンパック」を食べました。ウッタラディットに来てから何度食べても飽きない、優しくてほっとする味です。
次に訪れたのは、歴史あるラップレー市の文化資料館。昔の住まいを復元した展示や県の歴史資料が並んでいて、博物館好きの私にはたまらない場所でした。
その後は、ずっと行ってみたかった滝へ。コロナ前は賑わっていたそうですが、今は人が少なく少し寂しい雰囲気。
滝は上まで7段あり、最後だけクライミングになるそう。6段目までは普通の靴で登れると聞いて、次は挑戦してみようかなと密かに計画中です。
最後は湖へサイクリングに。鯉に餌をあげたり、湖を眺めながら絵を描いたり、ゆっくりとした時間を過ごしました。太陽が反射してキラキラと輝く湖がとても綺麗でした。
自然に触れる時間が少なかった私にとって、この1日は最高のリフレッシュでした。案内してくれた2人には、本当に感謝しています。日本にいたら出会えなかった土地の歴史や文化に触れられるのも、この活動ならではの楽しさ。残りの期間も、自分の任地の魅力をもっと見つけていきたいです!















