サワディーカー!タイ中部のサムットサーコーンに派遣されている出雲咲良です。
タイに来てからもう7か月以上が過ぎ、もう何を見ても驚かなくなってきた今日この頃ですが、派遣されてすぐの頃はすべてのものが新鮮で、何でも写真に収めていました。今回はそんな写真たちと共に、タイの学校で驚いた日本との違いについて紹介します。
①毎日の朝礼と、とにかく多い行事
私の派遣先校では毎日朝礼を行います。3,000人近い全校生徒が一堂に会する光景に初めのころは驚きました。初めに国家・校歌斉唱に合わせて国旗と校旗を掲揚し、そのあとにお経の読経、最後に先生の話を聞くというような流れです。いつもはここで終わるのですが、この後に行事が入ることがあります。朝礼を延長して王族の方の誕生日を祝ったり、父の日や母の日、先生の日の行事やタイ語の日、ハロウィーン等何でも学校行事になります。その頻度は多いときで週に1回くらい。私の派遣先校はいつも何かの行事の準備でてんやわんやです。
②時間通りに始まらない授業と靴を脱ぐ生徒
私の派遣先校の時間割には休み時間が無く、チャイムは授業の終わりの合図であり次の時間の始まりの合図でもあります。しかも、いくつもある校舎を先生と生徒が一斉に移動し、移動教室だけで何分もかかるため、授業は大抵10分遅れで始まります(笑)。今となってはこのゆったりした時間感覚に慣れてしまい、日本に帰った後の自分が心配です(笑)。そして、生徒は教室に入る際に靴を脱ぐ一方、先生は靴を履いたままで教室に入ります。先生と生徒の上下関係が表れていて、初めは驚きました。
③ボーイ/ガールスカウトと軍の授業
毎週金曜日、中学生はボーイ/ガールスカウト、高校生の希望者は軍隊の授業の制服を着て学校に来ます。授業の詳しい内容はよくわからないのですが、日本には無い科目のため驚きました。
タイで驚いたことはほかにもたくさんあります。それらを思い出しながら、初心を忘れずに残りの2か月を過ごしていきたいと思います。

















