Salam kenal!(はじめまして!)インドネシア・スカブミ県に派遣中のまひです。今回は、11月に行った茶道とおにぎり作りの活動をご紹介します。
まずは茶道です。歴史や「一期一会」「一座建立」を紹介したあと、生徒と一緒にお茶を点てて飲みました。抹茶は日本から砂糖入りのものを用意し、道具は国際交流基金からお借りしました。懐紙はコピー用紙を四等分し、私のシールを貼って手作りしました。生徒は器、お菓子、紙パックの牛乳を準備。器に正面がなかったためシールで目印をつけました。抹茶は牛乳と混ぜて抹茶ラテにしました。相手のためにお茶を点てる体験はとても盛り上がりました。
今回は本格的な茶道ではなく、細かい作法も省きました。道具も完璧ではありませんが、生徒が楽しみ、日本文化に興味を持つことを大切にしています。詳しくない分野でも、交流のきっかけとして紹介することに意味があると感じています。
続いて、おにぎり作りです。高校2・3年生のクラスで行い、みんなでおにぎりを作ってから日本語で紹介する活動をしました。私はのりとふりかけを用意し、生徒はご飯と具材(牛肉の団子、ソーセージ、玉子、チーズ、マヨネーズ、辛いソース等)を持ち寄りました。どれも工夫があり、とてもおいしそうなオリジナルおにぎりが完成しました。紹介の場面では、2年生は「おかかのおにぎりを作りました」と簡単な文で、3年生は「おにぎりを1つ作りました。中にソーセージが入っています」と少し複雑な文で発表。間違えながらも楽しそうに伝え、食べる姿はとても微笑ましかったです。
この活動では「作って食べる」だけでなく、個数の言い方等日本語表現も学べるよう工夫しました。文化紹介は、日本のものを見せて終わるのではなく、生徒が何を考え、何を学ぶかを意識することが大切だと感じています。
生徒が点ててくれた抹茶、作ってくれたおにぎりはとてもおいしかったです。
Terima kasih!(ありがとう!)












