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きらきらと輝くとき

みなさま、はじめまして。
タイのピッサヌロークに派遣されている、星歩花です。

派遣前は、「たくさん寄稿するぞ!」と意気込んでいたのですが、気づけば日本語パートナーズ生活も残り2か月となってしまいました。あの時の威勢は一体何処へ行ったのやら……

私は今、ピッサヌロークのナコンタイというところに派遣されています。
ピッサヌローク市街地からは車で2時間ほどの山と森に囲まれた、とても自然豊かな場所です。通学路からは、広がる田んぼと牛たち、遠くそびえる山の景色がよく見えます。

通学路からの景色

普段はとてもゆったりとした時間が流れるナコンタイですが、1年に一度、ナコンタイの人々が心躍る伝統的な行事、パクトンチャイ(意味:勝利の旗を立てる)が行われます。

ある日、高校3年生と一緒に昼食をとっていると、ナコンタイの昔話を教えてくれました。それは、スコータイ王朝の初代王様、ポークンシーインタラティットにまつわる話です。
スコータイ王朝というと、タイ文字を作ったラームカムヘーン王や世界遺産として知られるスコータイ県が有名ですが、初代王は、ナコンタイを治めていたとされています。

むかしむかし、ナコンタイ周辺を治めていたポークンシーインタラティットは、隣国との戦いに勝利し、スコータイ王朝を建国しました。戦いに勝った際に、腰に巻いていた白い布をナコンタイにある山、カオチャーンルアンの頂上で掲げたといいます。
そして、今もなお建国を祝うため、パクトンチャイが開催され、ナコンタイの人々は今年もカオチャーンルアンに登ります。

カオチャーンルアン
生徒と中国人の先生と中腹で写真を撮りました

中学1年生は、「パクトンチャイの時、長いパレードがあったり、朝早くに山に登ったりするよ。白い旗を山の上に持っていくよ。」と、目をキラキラと輝かせながら教えてくれました。

パレードで掲げられるポークンシーインタラティットの旗
ライトアップされたポークンシーインタラティットのモニュメント

自分たちの生まれ育った地域について教えてくれた時、生徒たちはとても誇らしげでした。
生まれ育った場所へのリスペクトの念、それが生徒たちのアイデンティティとして存在していることを実感した出来事でした。

Writer
タイ ピッサヌローク
星 歩花さん

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