みなさん、こんにちは。インドネシア・東ジャワ州のシドアルジョ県に派遣されている蔭木です。
12月初め、派遣先校の先生の娘さんが、学校のホールでジャワの伝統的な結婚式を挙げられました。新郎新婦は希望に満ち溢れ、美しく輝いていました。一方で御両親の顔には、我が子の自立と家庭を持つ喜び、そして何とも言えない寂しさが表れていたように思います。
ジャワの結婚式は、家族や友人、地域の人々、職場の仲間との絆を大切にしており、両親の知人も含めた大勢の人が参加します。私も日本から来ていた友人とぜひ一緒にと、招待いただきました。
結婚式は、午後4時から約1時間行われ、その後の披露宴は長時間に及ぶため、招待客は新郎新婦と写真を撮り、食事をして帰ります。日本では招待客による祝辞が続きますが、ジャワではありません。招待客の正装は、女性はクバヤ(Kebaya)やバティック(Batik)、男性はバティック(Batik)です。
結婚式では、式場で新婦と御両親が、新郎と新郎の御両親を出迎えるところから始まります。
最初に、ンギダックエッグドッグ(Ngidak Endhog)、足洗いの儀式をします。新郎が生卵を踏んで、子宝に恵まれることを望む儀式で、新婦は献身と愛情のしるしとして新郎の足を洗います。
次に、ゲドンガン(Gendongan)の儀式を行います。子どもが自立する前、親として最後の責任と愛情を示します。カインシンドゥル(Kainsindur)という布で、新郎新婦の肩を包み、子どもたちを抱っこしている様子を表しています。この状態で祭壇まで進みます。
祭壇で、スンケマン(Sungkeman)の儀式をします。これは、新婦そして新郎の両親の前でひざまずき、感謝の気持ちを述べるものです。
最後に、ドゥランガン(Dulangan)の儀式です。これは、新郎新婦がお互いに3回ずつご飯を食べさせ合います。将来、喜びと悲しみの中でも新郎新婦がお互いに助け合い、支え合うということを意味しています。

















