最新情報はこちら 最新情報はこちら

音楽がつないだ、国境をこえる一日

サワディーカー!タイ・サムットプラカーンに派遣中の中須賀由香里です。

先日、派遣先校に滋賀県の近江高等学校吹奏楽部の皆さんが来校されました。
私の派遣先校は吹奏楽が盛んな学校ですが、日本から高校生が訪れてくださるとは……正直、かなり驚きました。
近江高等学校吹奏楽部の方がタイの高校生と演奏したいと日本の大手楽器メーカーさんに打診したところ、当校を推薦してくださったそうです。

私は小学生の頃にフルートをはじめ、高校でも吹奏楽部に所属していました。今でも仲の良い友人の多くは、当時の仲間です。二人の娘もマーチングバンドに入団させていたほどで、まさに筋金入りの吹奏楽好き。そんな私にとって、関西屈指の名門で、甲子園常連校としても知られる近江高等学校吹奏楽部の来校は、テンションが一気に上がる出来事でした。
甲子園のチャンステーマ「Fireball(作詞作曲:Pitbull/編曲:樋口心教諭)」を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
近江高等学校の校長先生も元甲子園球児で、音楽や野球の話等、さまざまなお話をさせていただきました。

両校の校長先生による交流と、タイ料理を囲んだ和やかな生徒交流

吹奏楽部顧問の先生は、青年海外協力隊として海外で音楽指導に携わり、「音楽は人をつなぐ」という強い想いを持たれている方。
そのDNAを受け継いだ生徒の皆さんは、音をとおして自然につながり、時間がたつにつれて笑顔での交流がどんどん増えていきました。

音でひとつになった全体演奏と、最後のお見送り①
音でひとつになった全体演奏と、最後のお見送り②

印象的だったのは、私の派遣先校の吹奏楽部の生徒たちが「日本語で話をしたい」と、私のところへ来てくれたことです。日本語専科(日本語選択学科)ではない彼らは、どうすれば気持ちを伝えられるのかを考え、相談しに来てくれました。

「先生、手伝いたい時は何て言えばいい?」
「お別れのときは、なんて言うの?」

そこで、
「手伝いましょうか」
「バイバイ、またね」
と、やさしい日本語を伝えてみると、すぐに覚えて使い、日本語で一生懸命話そうとする姿がありました。
その姿を見て、とても嬉しくなりました。

日本語を使いながら協力する、両校の生徒たち

音楽って、やっぱりすごい。
こんな素敵な時間をくれるこの学校に来られて、本当に幸せだなぁと思えた一日でした。

国境をこえて音でつながった、両校の吹奏楽部
Writer
タイ サムットプラカーン
中須賀 由香里さん

この人の書いた他の記事

タイの記事

よく読まれている記事

PAGE TOP