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生徒たちが教えてくれたこと

Maayong hapon!ビサヤ語で「こんにちは」。
セブ・コンポステラに派遣されている、日本語パートナーズのじんです。

派遣先校での体験を、少しお話しします。
この学校で過ごす日々で、最も心に残っているのは、生徒たちの存在です。
日本語の授業を受けていない生徒でさえ、自分たちで日本語を調べて挨拶をしてくれたり、廊下ですれ違うたびに声をかけてくれます。
休み時間の何気ない一言や短い会話が、私にとっては一日の大きな支えになっていました。

ある日、一人の生徒と将来の話をしていたとき、
「将来、日本に行ってみたい」と話してくれました。
さらに、「先生が来ていなかったら、そんなこと思わなかったと思う」と続けてくれたのです。
その言葉を聞いた瞬間、自分がここに来た意味をはっきりと実感しました。
日本語を教えることだけでなく、ありのままの自分で関わること自体が、生徒の興味や視野を広げるきっかけになるのだと感じた出来事でした。

正直に言えば、「自分は日本語パートナーズとして、きちんと役割を果たせているのだろうか」と考えることもありました。
授業の進め方や関わり方に正解が見えず、不安になる日もありました。
それでも、授業の後に声をかけてくれる生徒や、片言の日本語でも話そうとする姿に触れるたびに、完璧であることよりも、目の前の生徒と向き合い続けることが大切なのだと感じるようになりました。

授業中の様子

授業の時間だけでなく、休み時間や日常の中での何気ないやり取りも、確かに生徒の記憶に残っている。そう実感できたことは、私にとって大きな学びでした。
先生方も私を一人の仲間として迎え入れてくださり、派遣先校にいる時間が長くなるにつれて、ここが自分の居場所になっていきました。

残りの派遣期間も、特別なことをしようとするのではなく、ありのままの自分で生徒と関わっていきたいと思います。
日本語や日本の文化、そして一人の日本人としての自分自身を通して、生徒たちの心に何か一つでも残せるよう、最後まで活動を続けていきます。

担当クラスでの集合写真
Writer
フィリピン セブ
じんさん

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