サワディーカー!タイ中部のサムットサーコーンに派遣されている出雲咲良です。
今回は私が派遣されている県について紹介します。
私が住んでいるサムットサーコーンは、国鉄でバンコクから西に1時間のところにあります。ターチン川(意味:中国の港)がタイランド湾に注いでおり、河口の汽水域には国有のマングローブ林があります。沿岸部は塩田が広がっており、タイ国鉄メークローン線の車窓からは塩田の風景を望むことができます。昔から漁業や製塩、交易で栄えており、現在は工業も盛んです。バンコクからアクセスしやすい場所ですが、バンコクの大都会とは打って変わった、港町の「ローカル」を感じられます。
私が住んでいるのは中心地のマハチャイという地域で、タイではサムットサーコーン県全体のことを「マハチャイ」と呼ぶ人も多いそうです。国鉄マハチャイ駅で下車したら、まず市場の鮮魚のにおいに驚くでしょう。スコールが降ると、町中に鮮魚のにおいが漂います(笑)。駅に隣接している(というよりも駅を取り囲んでいる)マハチャイ市場は、国内最大級の海鮮市場です。線路際の市場の風景は、有名なメークローン鉄道市場にも劣りません。
大きく蛇行するターチン川の流路によって島のような地形になっているターチャロムという地域には、マハチャイの港から渡し船に乗って数分で行くことができます。派遣先校には、この船を使って登校する生徒も多いです。ターチャロムは昔ながらの街並みが残る静かな地域で、マハチャイとはまた違う顔があります。メークローン行きの列車の駅もこの地区にあります。
マハチャイから離れた内陸側の工業団地ではミャンマーからの移民が多く働いているそうで、派遣先校にはミャンマー国籍の生徒もいます。また、ターチン川の名前のとおり中国の文化の影響も強く受けており、中国系のお寺や祭りがあったり、中国系のタイ人も多く住んでいたりして、国際色豊かな町だとも感じます。
タイの中でも指折りの小さな県ですが、さまざまな顔を持っています。港町の荒っぽさの中に温かみを感じる、とても良い町です。バンコク旅行の際は、ぜひ立ち寄ってみてください!


















