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未だ見ぬ心へ

Xin chào!(ベトナム語でこんにちは)現在ベトナム12期として、北部の街ハイフォンに派遣されているNaoです。

今回は、2026年2月1日に開催された、ベトナム全国で日本語を学ぶ中学生・高校生を対象とした「日本語スキットコンテスト」の様子をお伝えします。
このコンテストは、あらかじめ指定された50枚の写真の中から5枚を選び、仲間と一緒にストーリーを考えて、舞台で演じるというものです。
現在私が派遣されているハイフォン市のチューヴァンアン中学からも、7年生と8年生(日本でいう中学1年生と2年生相当)の合同チームでエントリーしました。
彼らが知恵とアイディアを出し合い、生み出したストーリーは以下のようなものでした。

“全能だと信じていたロボットが、ある日突然人間の1人と入れ替わってしまった。彼は人間の姿としての生活を通して、人の温かさと思いやり、そして希望を持ち続ける心を知ることになる。”

AIをはじめとするテクノロジーの進化により便利な生活が広がる今だからこそ、温かな人と人とのつながりや、希望を持ち続けることの大切さを訴えるストーリーです。
そんなメッセージを伝えるべく、生徒たちは毎日、セリフの練習だけでなく、細かな動きや表情、小道具の準備にも励んでいました。時にはセリフの発音につまずくことも、仲間同士で衝突することもありました。けれど「伝えたい」という一つの思いのもと、助け合いながら懸命に練習を続けました。

助け合いながら作品を作り上げました

いよいよ迎えた本番。前日の演技ワークショップや、出場校との交流を経て、大きな舞台に立ちます。何度も練習してきたセリフは間違えることなく、最初は戸惑っていた演技も堂々とこなすことができました。最後にお辞儀をした生徒たちの顔は、とても晴れ晴れとしていました。

前日のワークショップで緊張をほぐしました
大きな舞台で

そしてついに発表の瞬間、なんと優勝を勝ち取ることができたのです。
彼らのスキットのタイトルは「未だ見ぬ心へ」。タイトルのとおり、初めて挑戦した大きな舞台で、これまで経験したことのない「諦めない心」「挑戦する心」「仲間と助け合う心」を学んだことでしょう。そしてこれからもこの「心」を持って、学び続けてくれることを信じています。

表彰の瞬間
Writer
ベトナム ハイフォン
Naoさん

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