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ラジオ体操から広がった、日本語のある時間

スラマッ・パギ!(インドネシア語でおはようございます。)西ジャワ州・西バンドン県に派遣中の長友久美子です。

「大人こそラジオ体操。手を抜かずにやれば、いい運動になる」と、友人から勧められたことをきっかけに、私自身もここ数年間、ラジオ体操を日課にしてきました。その経験から、文化紹介ではぜひラジオ体操を取り上げたいと考え、準備をしてきました。

11年生(日本の高校2年生相当)の文化紹介で「夏休みとラジオ体操」をテーマに、日本の小学生が夏休みにラジオ体操を行う理由や背景を紹介し、インドネシアの生活習慣と比較しながら話をしました。その後、「いち、に、さん、し」と数を数えたり、「うえ、した、よこ、ななめ!」と声に出したりしながら動きを練習しました。中でも「うえ」は特に声がよく出て、教室が一番盛り上がりました。派遣先校があるレンバンという地域は気温が低めですが、音楽に合わせて体を動かすうちに、体があたたかくなったという声もありました。

音楽に合わせてラジオ体操

続いて、ラジオ体操カードを紹介しました。カードの名前を書く欄に、自分のクラスと名前を書く活動も行いました。11年生はまだカタカナを正式には学習していないため、調べながら一文字ずつ書いていきましたが、自分の名前が書けると、どの生徒もとても嬉しそうでした。

カタカナで書く、自分の名前

この日は体操をした記念として、私の印鑑を一つ押しました。また、翌日からは日本語で私と話した場合にも印鑑を押すことを伝えました。

「1、2、3、上!」の記念写真

さらに現地の日本語の先生が活動を発展させ、「くみ先生にあいさつをする」「名前を言う」「質問してもいいですか、と伝える」「質問をする」「答えをノートに書く」「印鑑」という流れを作ってくださいました。全員ではありませんが、ほぼ毎日のように質問してくれる生徒もいて、その姿を見るたびに、私も元気をもらっています。

「質問してもいいですか?」の列

テスト期間やラマダン休み、帰国日が近づく中で活動の時間は次第に少なくなり、カードを私の印鑑でいっぱいにすることは叶いそうにありませんが、日本の文化に触れ、日本人と日本語で会話をした経験は、生徒たちにとって心に残る異文化体験になったと感じています。

学年を超えて集まった、日本語クラブでのラジオ体操
Writer
インドネシア 西ジャワ州
長友 久美子さん

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