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小説が結ぶ日本とロンボク島

Selamat siang semuanya.(みなさんこんにちは)
西ヌサトゥンガラ州マタラム市に派遣中の水上晶子です。

マタラム市は、バリ島の東にあるロンボク島西部に位置しています。私が派遣されているSMKN 4 MATARAM(マタラム第4国立専門高等学校)は観光系の専門高校で、旅行サービス科、ホテル科、調理科、美容科、服飾デザイン科があり、生徒たちはそれぞれの分野で専門的な知識と実技を学んでいます。校内には宿泊施設やキッチン、美容室、ブティック等の実習設備があり、日々実践的な授業が行われています。

マタラム第4国立専門高等学校
校内のブティック

2月9日、『かがみの孤城』の著者の小説家・辻村深月さんが来校されました。
辻村さんは、派遣先校も参加している国際交流基金主催ブックレビューコンテストの表彰式のためにインドネシアに来られ、ロンボクにもいらっしゃいました。

かがみの孤城(インドネシア語版)

1時間目は調理科3年生の授業でした。インドネシア語の教材を使って小説について学んだ後、辻村さんから作品に込めた思いや創作についてのお話がありました。『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の脚本を手がけられたことが紹介されると、生徒たちからは大きな歓声が上がり、教室の雰囲気が一気に明るくなりました。
2時間目は旅行サービス科1年生の日本語の授業でした。『かがみの孤城』のブックレビューコンテストに応募した生徒4名が代表として、日本語で感想を発表しました。本番に向けて2週間練習を重ね、当日は緊張しながらも堂々と発表することができました。発表後、辻村さんから直接言葉をかけていただき、生徒たちはとても嬉しそうな表情を見せていました。

発表する4人の生徒
旅行サービス科の生徒と辻村深月さん

今回の来校は、生徒たちにとって作家ご本人に出会える特別な一日となりました。アニメや漫画だけでなく、「小説」という日本文化にも触れることで、日本をより身近に感じる機会になったように思います。

Writer
インドネシア 西ヌサトゥンガラ州
水上 晶子さん

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