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千羽鶴をヒロシマに送ろう

シンチャオ!(こんにちは!)ベトナム・バリアブンタウに派遣されている梨子田有昌です。

文化紹介として授業で千羽鶴に取組みました。日本の伝統的文化である折紙、その中でも、特に折鶴は古くから庶民に親しまれてきました。その古き伝統と、平和への願いという現代的な意義の二つの日本的文化が交差したところに千羽鶴はあります。「千羽鶴を折ると願いが叶う」という古くからの言伝えと、平和な世の中への願望が溶け合った非常に日本的な祈願の表現です。千羽の折鶴を一羽一羽折って、綴り、一千羽の束にするという作業を通して、日本的な祈願の形式を体験してほしいと思いました。全校の日本語学習クラスが全部で9クラス、それぞれの約40人の生徒が三羽折れば千羽が折りあがります。

ひとりひとりが三羽折ります
9クラス390人の共同作業

それぞれただ折るのではなく、自分の好きなデザインを加えたり個性的で魅力に富んだ作品がたくさんでき上がりました。

デザインにこだわった作品も

千羽鶴に短冊を結びメッセージを書いて送るのですが、世の中の状況にも思いをはせ、鶴を折った全生徒参加で決めました。クラスごとの議決によって多数となった「私たちは恒久平和を念願しています。」に決まりました。今進んでいる世界の状況に対しても生徒たちの意識は非常に高く、反応は想像以上に真摯なものでした。

9クラスそれぞれで議決をとりました
「私たちは恒久平和を念願しています」

メッセージを付けて、自分たちの高校名とクラス名が記入された千羽鶴は、広島平和公園の展示スペースに並ぶだけでなく、広島市「折鶴メッセージサイト」に、世界中から集まったメッセージと並んで掲載されます。生徒たちともども今から楽しみで仕方ありません。
現在私の受け持つ二校目も、「千羽鶴をヒロシマに送ろう」計画進行中です。

Writer
ベトナム バリアブンタウ
梨子田 有昌さん

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