Mayong hapan(ビサヤ語でこんにちは)
フィリピン・ヴィサヤのセブ、マンダウエに派遣されていた桝満美咲です。
8か月の派遣が終了し、セブで過ごしたかけがえのない日々の記憶を少しずつ思い返しています。
「ぜひカバンカラン国立高校の生徒とうちの生徒(日本の公立中学校の生徒)とでオンライン交流会をしよう」
派遣終了間際の3月に、日本で勤めていた中学校の学年主任の先生から素敵な提案がありました。
1月のお正月文化紹介で派遣先校の生徒が書いた「年賀状」を日本の中学生に送ったことが、そのきっかけでした。
時差や通信環境の心配もありましたが、日本側の温かい協力のおかげで交流会は実現しました。
オンライン交流会ではけん玉や剣道や書道等の特技披露やお互いの国の言語での自己紹介をして大盛り上がりでした。
後日、日本の中学校の学年主任の先生から「いい国際交流になった。生徒たちが満足感で溢れていた」という言葉をいただき、一枚の年賀状が国を超えて人と人とをつないでくれたことを実感し、この活動の意義を感じました。
「世界は、楽しいこと、悲しいこと、美しいことで満ち満ちている。そして誰もが一生懸命生きている」
中学校の国語の小説教材「アイスプラネット(作:椎名誠)」の中に出てくる一節です。
小説家であり冒険家の椎名誠さんのこの言葉の意味を、自分の目で確かめてくると日本の生徒たちに別れを告げ、8か月前にフィリピンに来ました。
まさにこの言葉のとおり、日本で生活していたら想像できないようなフィリピンでの非日常の体験が、わたしを「不思議アタマ(知的好奇心に溢れた考え方)」にしてくれました。
今後はその学びを日本の教育現場に還元し、生徒とともに多文化共生についてさらに考え、取り組んでいきたいです。
派遣は終了しましたが、日本語パートナーズとしての役割はこれからも続いていきます。












