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国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
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アジア文芸プロジェクト“YOMU”/フィリピン

【最新情報】

2022年3月29日:レポート「黄金の国:パナイ島スギダヌン叙事詩の継承」を公開しました!

2022年2月2日:短編小説5作品をアップしました!

短編小説で読む、フィリピン文学界の現在(いま)

近年、女性作家の活躍や地方作家の台頭、文学作品の多言語化、越境文学など多方面で注目を集めるフィリピン文学界。“YOMU”では、海外在住のフィリピン人作家や、ミンダナオ島やビサヤ諸島など各地域を拠点に活動する作家など、さまざまなバックグラウンドを持つ若手作家5名による短編小説を紹介します。執筆言語も、英語、フィリピノ語、セブアノ語、フィリピノ語とマラナオ語の混用と多様です。
フィリピンは、新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年3月から1年半以上にわたり厳しい自己隔離措置を強いており、多くの人々がいまだ外出・渡航規制のある生活を送っています。

いずれも原語からの翻訳です。

フィリピノ語とタガログ語について
フィリピンの国語「フィリピノ語(Filipino)」は、マニラ首都圏とその周辺地域で使われているタガログ語を基盤として、それに英語、スペイン語、およびフィリピン諸語で頻繁に用いられている単語などを取り入れた言語と規定されています(1987年新憲法)。具体的には、フィリピノ語はアバカダと呼ばれるタガログ語のアルファベット20文字に、フィリピン諸語から借用した8文字を加えた28文字から成っています。しかし内実はタガログ語とほぼ同じであるため、フィリピノ語とタガログ語という名称がほぼ同義で用いられています。本プロジェクトでは、「フィリピノ語」を原則として使用しています。

フィリピンの文芸シーン