Xin chào（シンチャオ・こんにちは）！
ハノイの学校で活動するようになってから、3週間になります。
私たちベトナム8期のメンバーは、2020年度の7期の派遣として内定をいただいたものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、7期は中止となり8期も延期となったため、ベトナムで活動できる日をずっと待っていました。だから、自分たちの夢が叶い、今ハノイの生徒たちと学べていることに喜びもひとしおです。
さて、現地での授業についてお伝えします。
4月の初めは、新型コロナウイルスの感染者数も落ち着いてきたとはいえ、市内の学校はまだオンラインと対面授業の両方を行っていました。私の派遣されている学校でも、A校は「午前・対面、午後・オンライン授業」、B校は「月・金が対面、火・水・木・土がオンライン授業」という方法でした。
初めの頃はオンライン授業が多く、パワーポイントや動画は使えるものの、生徒の顔が見えず反応がわからないので、手応えを感じにくかったです。しかし一週間ほどして対面授業が増え、私自身も教室で過ごす時間が多くなりました。
少しにぎやかになることもありますが、生徒たちの驚きや喜びなどの生の声・反応が聞けてふれあいの時間が持てる対面授業は、やはり楽しいです。
先週は、自分がずっとやりたかった書道の文化紹介を多くのクラスで行いました。生徒にとって、筆を使って書くことは難しい体験だったと思いますが、何度も線を引きながら筆の感触を楽しむ生徒や、作品を高く掲げてアピールする生徒の姿に、「やってよかったなぁ。」と思いました。
派遣先校での活動も半分が過ぎました。精一杯、準備をして、生徒たちや学校・地域の方との時間を楽しみたいと思います。
