Xin chào(こんにちは)!
ハノイの街は不思議です。近代的な高層ビルもたくさんありますが、コロニアル様式の歴史を感じさせる建築物もあります。そしてその近くには何十年も変わっていないような年季の入った家屋や個人商店が軒を連ねています。
スーパーマーケットやコンビニはもちろんありますが、肉や野菜を売っている市場もたくさん見かけます。おしゃれなカフェもあれば、歩道に小さい椅子(お風呂で使うようなプラスチック製の小さなもの)を並べただけの名もない店もあります。雑多なようでありながら、なぜか調和が感じられます。どこを切り取っても独特な雰囲気で、ハノイらしさがあるように思います。
そしてハノイらしさに欠かせないのは、なんといってもバイクと車が町にあふれかえっていることではないでしょうか。(車道だけでなく歩道もバイクでいっぱいです!)町自体が本当に元気です。
日本で暮らしていると、車のクラクションの音を聞くことはあまりありませんが、ハノイでは1日に何十回(何百回?)も聞こえてきます。クラクションの意味が日本とは違うようです。相手の運転に対して鳴らすのではなく、自分の意思表示のために鳴らしているようです。車線変更をしますよ、とか、ここを通りますよ、といった感じです。クラクションを鳴らした方が安全だと考えられているのではないでしょうか。
そして1か月経ってから気付いたのですが、見通しが悪く信号のない交差点であっても、カーブミラーがないのです!どうりでクラクションを鳴らしてから曲がるわけだ、と、やっと合点がいったのでした。
まだまだ滞在期間1か月。これからもっとたくさんのことを目で見て感じていきたいと思います。