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3か月だからこそ

Xin chào(こんにちは)!
ベトナムのハノイで日本語パートナーズとしての活動を始めて、はや2か月。
市内の中学校に行き、現地日本語教師のアシスタントをしています。私の行っている中学校では、外国語の授業として、各学年に1クラスの日本語クラスがあります。生徒は1週間に4コマの日本語授業を受けています。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真1
平日の日本語授業の様子
現地で活躍する日本語パートナーズの写真2
授業で発表がうまくできた生徒に渡す折り紙を作成
現地で活躍する日本語パートナーズの写真3
先生(左)と授業の打ち合わせをしながらランチ

当初9か月の滞在予定は、新型コロナウイルス感染症の影響で3か月に短縮されてしまったので、残すところあと1か月。早い!あっという間です。

みなさんは異文化適応のUカーブというものを聞いたことがありますか?異文化環境に身を置いた多くの人が、「異文化のすべてが新鮮で楽しい時期」、「生活や習慣の違いにショックを受ける、またはそれらを受け入れられない時期」、「生活習慣にも徐々に慣れて適応する時期」などの過程を通るという考え方のことです。それらの気持ちの動きをグラフ化するとアルファベットの「U」の形に見えることからこの呼び名がつけられています。私の場合、この滞在中はあまり大きなショックは受けていないように感じます。インターネットの普及により情報収集が容易になったためなのか、ハノイという場所が外国人を受け入れてくれる懐の大きな街だからなのか。理由はいくつかあると思いますが、外国人ではありますがあまり不自由を感じることなく過ごせているのは、大変ありがたいことだと思っています。

3か月というのは、海外旅行と考えれば長いですが、生活するには短い部類に入ると思います。限られた期間ですが、私は旅人ではなく生活者に近付けたらいいなと思っています。
現地の生活にもっともっと溶け込みたいと思っています。 現時点では私は旅人と生活者のほぼ中間に位置しているように思います。残り1か月、はたして生活者になることができるでしょうか。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真4
現地の学生に混ざってカフェで勉強
現地で活躍する日本語パートナーズの写真5
フルーツは市場で買うことも
Writer
ベトナム ハノイ
大塚 礼子さん

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