スオスダイ!(カンボジア語の「こんにちは」です)
カンボジア6期の木下真梨子です。
私は現在プノンペンにある王立法律経済大学内の日本語コースに派遣されています。
2月4日に渡航してからあっという間に2か月半くらい経ちました。
初めは日本とは大きく違う交通事情に戸惑ったり、ローカルな市場でご飯を買うのも緊張したりしていましたが、次第に慣れ、周りの方々に助けて頂きながら毎日楽しく過ごしています。
関わっている学生たちはとても真面目で日本に大変興味を持ってくれています。たまに日本語について、答えに困ってしまうような質問を受けることもあり、日本語を教える難しさも痛感しています。学生たちの役に立てるよう、日々努力をしていきたいです。
さて、先日カンボジア日本人材開発センター(CJCC)主催のクメール正月イベントに参加しました。
1月のインターナショナルニューイヤー、2月の中国暦の旧正月、そして4月中旬のクメール正月。カンボジアには3つお正月がありますが、その中でも一番盛り上がるのがクメール正月とのことで、お正月が始まる前の週あたりからイベントが多く開催され、お正月ムードになっていきます。
参加したCJCCのイベントでは、お坊さんのお経を聞いたり、ロバッムトルットというカンボジアの伝統的な踊りを見たり、カンボジアの昔からあるゲームに参加したりと盛り沢山でした。
その後は大音量で音楽が流れ始め、皆さん楽しそうに踊っていました。最後に麺料理も振舞われ、カンボジア人のおもてなしの心を感じました。みんなで楽しくゲームをしたり、ご飯を食べたりして、少しずつカンボジアの文化や国民性が分かってきたような気がします。このようにして、日々ダイレクトに異文化を体験できる環境に改めて感謝をしながら、これからも色々な事を肌で感じていきたいと思います。