台湾に来てから、新しい趣味ができました。それはバドミントンです。
運動は特に好きではなく、どちらかというと苦手な方でした。しかし、生活CP先生(生活面でお世話になる現地カウンターパートの先生)から、よかったら一緒にやりましょうと誘われたことがきっかけで、私も参加させてもらうようになりました。
体育、数学、英語、生物など、いろいろな科目の先生、そして校長先生といつも一緒にやっています。コートに入れば、同僚ではなく、一緒に運動を楽しむ仲間・友達のような雰囲気です。みなさんかなりの上級者なので、私は足を引っ張ってばかりですが、みんなで汗を流すのはとても楽しいです。運動は言葉を話さなくても一緒に楽しむことができます。
放課後のバドミントンをきっかけに、普段は関わりがない生徒や先生とも話すことができました。また、週末には近所のバドミントン好きも集まってきます。その中に、バドミントン用品のお店を経営している夫婦がいるのですが、自宅がすぐ近所だということが分かりました。それからと言うものの、ことある毎に奥さんが私のことを気に掛けてくれるようになりました。こんな素敵な夫婦とも、バドミントンをしていなければ、知り合っていなかったでしょう。
先日、他のNP(日本語パートナーズ)が花蓮高校に手伝いに来てくれた時、私と先生方との関係がとても近いことに驚いていました。私が先生方とぐっと仲良くなれた理由のひとつは、一緒に汗を流して運動をしていたからだと思います。
新しい趣味ができただけではなく、その趣味を通じて、現地の台湾人とより濃い交流ができている今、私の生活はとても充実しています。