先日、授業中に突然の激しいスコールに見舞われ学校全体が停電になりました。いつもスコールは昼から夕方にかけて訪れます。そして、かなり激しいスコールの日は高確率で停電します。普段は1時間以内に復旧してくれるのですが、この日は昼以降ずっと停電でした。
そんな中でも授業は続きます。完全に電気がストップしているので、扇風機もつけることができません…。 生徒達は蒸風呂状態の教室で汗だくになりながら先生の説明を熱心に聞き、そして窓際のわずかなあかりやスマートフォンに内蔵されているライトを頼りに練習問題を解きます。(雨季でも気温は30度を超えます。) 真面目な生徒達に感動…!しかし、これはちょっと暗すぎるのでは…。汗
今は雨季真っただ中で連日雨が続いています。常に厚い雲が広がり、ここ3週間は青空を見ていません。電気がないと本当に真っ暗になってしまうので電気の大切さを改めて痛感しています。
結局、復旧したのは次の日の午後で丸一日の停電でした。この学校の生徒は全寮制で学校の中にある寮に住んでいます。 翌日、学校に行くと生徒たちから「昨日ろうそくを囲んでみんなで夜ご飯を食べたんです。」「トイレに行くのが怖くて友達についてきてもらいました。」「暗かったんで宿題なんてできませんでした!(だから怒らないよね!)」など、普段は聞けない面白い話を聞けました。
雨季はあと2ヶ月ほど続くみたいなので、まだまだ急な停電の可能性大…。今度もし停電したら明るい日本の歌でも歌うようにしようかな~と考えています(笑)