Apa khabar?(アパカバーㇽ?)お元気ですか?
任務を終え、遂に帰国の日がやって来ました。 この1ヶ月間、まだ帰りたくない!という気持ちと戦っていました。
この9ヶ月間、配属校そして配属校以外の教育機関や地域コミュニティ等で、 日本・日本語に関心をもってもらえる様、地道な活動を続けてきました。
活動を行い失敗も重ねる中で、沢山のアイディアが湧き出てきます。 しかし無理は禁物。沢山の種を蒔けばよい!というものでもありません。 いずれ帰国する日本語パートナーズ。私達がいなくても、私達に関わってくれた方々が 自分達で種に水をやり芽を出させ、花を咲かせる自立性も必要です。 日本人が現地に出向き活動する事で、少しでも双方向性の道筋ができたなら本望です。
さて、今回でマレーシア1期の投稿も最後となります。 私の最終出勤日の話。学校全体で、サプライズの大送別会をホールで開いてくれました。 日本語の生徒が司会進行をして、立派に仕切ってくれました。これだけでも十分ですが、 最後のスピーチ、マレーシア&日本国旗デザインのサプライズケーキ、沢山の贈り物、 私の活動ビデオ(隠し撮り・・)、歌、みんな忙しい中、私の為に集まってくれました。 配属校への感謝は、いくらしてもしきれません。
そして赴任地を離れる日。現地の日本語先生と空港へ向かうと、授業終わりたての 沢山の日本語生徒達が、大型バスで地元空港に見送りにきてくれていました。 もう、みんなどうしてこんなに優しくしてくれるの・・と、涙が止まりませんでした。
どちらが子供か分からないほど泣いていた私に、生徒達が最後にくれた魔法の プレゼント。学校名が付いたぬいぐるみ「アスマさん」。 生徒がこのようなメッセージを日本語・マレー語で書いてくれました。 「あさみさんありがとうございました。さみしいときはアスマさんをだいてね。アスマをわすれないでね。またここにきてね。」 マレーシアそしてSultanah Asma、本当にありがとう!