私はバンコクのベンジャマラチャライ学校に派遣されています。創立102年の歴史ある中高一貫の女子校で、王宮から歩いて20分ほどのタイのど真ん中にあります。生徒数は約2,200人です。
11月27日にスポーツ大会があり、それに関連付けて日本語クラブで、日本の運動会でよくする種目やダンス、応援歌の紹介をしました。日本ではおなじみのフォークダンスを一緒に踊るととても盛り上がりました。
そのあと「ではタイの運動会はどうですか?」と聞いて、タイの運動会紹介をグループごとにしました。生徒たちは短い時間で一生懸命考えて紹介してくれました。
日本文化を紹介することは日本語パートナーズの役割です。でも日本文化を紹介するだけだと、どうしても生徒たちが受け身になってしまうことがあります。そこでこの文化紹介交換を思いつきました。
自国のことを外国人に伝える経験をすることにより、生徒たちには、日本語や日本文化を知るだけでなく、外国人との国際交流の楽しさも知ってほしいです。
国際交流には自国のことを伝えられる力が必要だと常々感じています。。
私は日本で小学校1年生からガールスカウト活動を続けているので、タイでもガールガイド(日本のガールスカウトをタイではガールガイドといいます)活動に参加しています。私の学校にはボーイスカウトしかないので、ガールガイドタイ連盟から休日のガールガイド活動に誘ってもらっています。
任期は早くも折り返しを過ぎましたが、今後もカウンターパートの先生や生徒にとってよい活動を考えていきたいと思います。