「楽しそうだから」「私でもできるから」。そんな軽い気持ちで“南中ソーラン”をすることに決め、企画してから2か月。すでに私は色んな場所で南中ソーランをしています。私は南中ソーランのためにフィリピンへ来たのか、という程です。
![写真1](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2016/01/485ddcff6bf94ef3786a354e817359d9.jpg)
![写真2](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2016/01/5fe70aa19e05c9eac76d4c287ff4111c.jpg)
私は南中ソーランのプロではありません。書道の、巻き寿司の、茶道の、折り紙の、着付けのプロでもない、私はただ“日本人”というだけです。でも、学生に伝えたいことがたくさんあってここに来ました。そんな私ですが、日本が大好きでしかたない!という学生と一緒に、自分自身も学びながら「とりあえずやってみる!」という気持ちでチャレンジするうちに、それがどれだけ大切なのかということに気づきました。
![写真3](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2016/01/b872b73d7deedbea4b2a3a653ec5a1ba-1.jpg)
![写真4](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2016/01/34f0f80c1c425d4ddd4ead0b6bf039de.jpg)
異国にいると、他にも気づくことはたくさんあります。日本の素晴らしいところも、日本人が失くしてしまったのかなと思うところも。それから、自分自身の心の変化を感じ、帰国まで自分はどんなことができるのか、ワクワクしています。あと1,2年は活動したいな、なんて思いながら、残りのフィリピンでの生活を楽しみます。
![写真5](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2016/01/3725e240a99e75b5b6886a5f6d735ff6.jpg)
私の派遣期間も残すところ4ヵ月を切りました。新しい場所、人、環境、全てを吸収しようとする時間は、あっと言う間に過ぎてしまいました。後半は、その吸収したものを自分の形で返していければいいなと思います。そして、最後までこだわりを持ってやり抜く、これが私の目標です。
![写真6](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2016/01/87a715b00ac25699c04574bd939959cd.jpg)