4月12日、高校2年生のクラスでフルーツ大福を作りました。
最終学年の高校2年生のクラスでは、生徒たちは日本語の学期テストを受ける必要がないため、クラスに出席する子は減るそう。でも全員頑張って出席してくれているので、思い出作りもこめて大福づくりを提案しました。
工夫したところは電子レンジを使わない調理方法にしたことと、いろんなフルーツで作ることです。
日本のレシピでは電子レンジを使うものが普通だったのですが、電子レンジをもっていない家庭が多いマレーシアにあわせて鍋でもちを作りました。
また、東南アジアの国らしく、日本では珍しいフルーツを使おうと先生と企画しました。
生徒たちにアンケートをとったところ、マンゴーが1位だったので、実験段階でマンゴーとキウイとプラムとバナナで作りました。
味がなんともいえない味だったので、結局、キウイとバナナになりましたが……(笑)
実験段階でクラスから2人、大福リーダーとして選び、前日に学校で練習しました。
そして本番のクラスでは、日本語で書いたレシピを作り、その2人がリーダーとなって大福づくりを進めました。
大福リーダーの2人は1回の練習できれいに包めるようになっていて感動!
生徒の習得の速さにはいつも驚かされます。
もちを作るときには力が必要ですが、作業や配合は簡単なので、「また作りたい」「学校祭で売りたい」などと話してくれて、とてもうれしかったです。
生徒たちにとって新しい日本食を紹介できてよかったです。
小豆は売っていなかったので、缶の豆に砂糖を加え、煮込んで作りました。