最新情報はこちら 最新情報はこちら

目指せ!Mr. Yukataへの道

4月16日に日本語クラスがある南部の州の学校だけが集まる”南の日本語フェスティバル”なるものが開催され、私の学校も参加してきました。

    写真
行きのバスの中。朝早いですが、生徒たちはイベント大好きなので元気いっぱい。

色々な大会やワークショップが行われましたが、私の学校はソーラン節、Choral Speaking、Story Reading、Mr. Yukataに参加。この日のために毎日授業後など時間をつくってみんなで練習してきました。(ちなみに私自身は俳句の審査員と浴衣の着付けワークショップをしました。)

    写真
青と赤の学校の名前入り法被を着てソーラン節
    写真
他のNP(“日本語パートナーズ”)と協力して浴衣の着付けワークショップ

全部楽しかったのですが、一番私の印象に残っているのがMr. Yukataです。私の学校の出場者たちは浴衣が大好きでやる気満々。各々自分らしいスピーチを考え、直前1週間は毎日スピーチや歩き方や浴衣の着付けを練習しました。時には帯を持ち帰って自主練も。

「どうやったら日本人っぽくみえる?」「こんなアピールでいい?」とたくさん質問してくれる生徒たちのMr. Yukataになりたいという一途な思いに応えたいと私も一緒に練習をお手伝い。

そんな準備を経て見事1位と2位を掴むことが出来ましたが、表彰された際に2人が私に向けてくれたとびきりの笑顔が忘れられません。

もちろん結果が全てではありませんし、浴衣を着て日本の文化に少しでも触れてもらい楽しんでもらうだけで十分なのかもしれません。しかし、頑張ったら成果が出るということを学べる彼らの成功体験に少しでも関われたことは本当に嬉しかったです(自分自身けっこう負けず嫌いなもので何でもいいから私の派遣期間中に1位を残したかったということもあり嬉しさは2倍。笑)。

そんな喜ぶ彼らを見ながら、自分の学生時代を思い出しました。私も生徒たち位の年の頃の表彰はどんなものでも純粋に嬉しかったし、その経験がもっと頑張ろう、次は違うものに挑戦してみようというような糧や勇気になっていたなと思います。

生徒たちにもこれを機に、日本語を勉強したい、日本を知りたい、色んなことにチャレンジしてみたいという気持ちをさらに持ってもらえたら本望です。

写真
日本語教室でウォーキングの練習
写真
職員室で着付けの練習
    写真
当日、本番前で少しそわそわしているみんなと。
    写真
いよいよ本番!盆踊りのステージがランウェイです。
日本人っぽくしっかりオーディエンスにお辞儀も忘れません。
仕草や歩き方も日本人っぽく頑張りました。
    写真
ウォーキング後は、スピーチと身振り手振りで自分をアピール!
    写真
出場者の生徒たち
Writer
マレーシア ジョホール州
山本 静江さん

この人の書いた他の記事

マレーシアの記事

よく読まれている記事

PAGE TOP