マレーシアはマレー半島とボルネオ島の一部からなる国ですが、ボルネオは半島とは民族構成も異なります。先住民族も多く、独自の文化があり、半島とはまた違った魅力を感じられるとのことで、同期NP(日本語パートナーズ)3人+CP(カウンターパート)1人とともに学校の長期休暇を利用しボルネオのサバ州に行ってきました。今回はそんなサバの収穫祭をご紹介します。
私たちは州都コタキナバルの空港に到着した時に、空港のスタッフの方からちょうど明日から大きな収穫祭があるという情報をゲット。何でも1年で一番大きな行事だそう。何も知らずに行ったのですが、これはラッキー!行くしかない!ということで行くことにしました。
お祭りの名前は「pesta kaamatan」。
「pesta kaamatan」とは、サバに住む最大多数民族であるカダザン・ドゥスン族の言葉で収穫祭という意味とのこと。


屋外ではブースで色鮮やかな民族衣装を身にまとった人々が楽器やダンスを披露していたり、民芸品等のお店も出ていました。屋台もたくさん出ていたのですが、半島と比べムスリムが少ないため豚肉を使った料理が大々的に売られていて驚きました。


そして何と言ってもメインイベントは収穫祭の女王を決めるミスコンです。1ヶ月に渡りサバ州各地で行われた収穫祭で選ばれた女性たちが一堂に集い競います。


サバの人々はダンスや歌が大好きなのだそう。

確かに・・・とても品があってものすごく美人でした。

観客の中には横断幕を持った人もいて、出場者が名前を呼ばれる度に色んな場所から大きな声援が送られます。
各地域で選ばれた美人の方々だけあり、皆さん綺麗で、想像以上にハイレベルな大会。この中から選ばれた女王の出身地は翌年豊作に恵まれると言われているそうです。
他にも色々な場所に行きましたが、こんな風に多様な文化体験ができるのも多民族国家マレーシアNPの特権だと改めて感じた休暇でした。
おまけ「ラフレシア」

みられるのはとても貴重とのことで、これまたラッキー。
なんだかラッキー続きだったので、
残りのマレーシア生活もハッピーで充実した日々を送ることが出来そうです。