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CPから学んだ先生とはどうあるべきか

私の将来の夢は、日本語教師になることです。私は、大学の副専攻で日本語教員養成課程を受講していました。台湾の大学でインターシップとして教えたことがあったので少し自信がありました。タイに来て5ヶ月が経ちます。素晴らしいCP(カウンターパート)の先生と一緒に教えていて考えさせられることや、学んだことがたくさんありました。

皆さんは、中学生や高校生の時に印象に残っている先生はいますか?
私は、高校時代の1人の先生が思い浮かびます。よく言い合いもしましたが、授業も面白く、生徒1人1人をちゃんと見てくれる先生でした。高校生の時はただうるさい先生だなとしか思っていませんでしたが、生徒の内誰もその先生を嫌いな人はいなかったと思います。

9月30日に、退職される先生達のセレモニーが朝からありました。6人の先生が退職されました。1週間前から生徒や職人さんたちが準備していました。

    全校生徒が集まってお祈りをしている写真
中央奥に座っている退職される先生方に感謝とお祈りをしています

 ここでビックリなのが、誰ひとり、お祈りをしていない生徒がいないことです。日本でも年上の人を尊敬する文化がありますが、タイでは日本の何倍も強く感じます。今回、考えさせられたのは、先生とはどんな姿であるべきかです。

CPの先生が私に教えてくれたことは、1人1人の生徒をちゃんと見て愛を持って教えることです。簡単だと思うかもしれませんが、とっても難しい事だと思います。ただ教えるだけなら簡単だと思います。しかし、私はタイに来て、教師という職業がどれだけ難しいかを学びました。CPの先生が素晴らしい先生なので、アシスタントとしてもこれでいいのかと考えさせられることがあり、少しプレッシャーを感じることもあります。しかし、先生になるのなら、高校の時の先生やCPのような先生になりたいです。

あと5ヶ月しかありません。CPの先生のアシスタントとして先生の良い所をたくさん吸収し、将来の夢への力にしたいと思います。

写真
私のいる外国語学科から1人、退職されます。全員集合して写真を撮りました。
実はみんなで撮るのは初めてです。笑
Writer
タイ ウタイターニー 
竹内 沙季さん

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