こんにちは。わたしは日本語パートナーズベトナム3期として、ホーチミンに赴任しました。ホーチミンはベトナム第一の経済都市で市内は活気にあふれています。赴任当初は夥しいバイク、バイクの数に圧倒されましたが、慣れるに従い道路の横断もスムーズにできるようになりました。
私が担当するレクイドン高校は創立1875年の歴史ある高校で市内の観光地統一会堂の向かいにあります。ここで、10年生、11年生、12年生の日本語クラスにヴィエット先生、フン先生の日本語パートナーズとして参加しています。ヴィエット先生からの強い希望があり、教室では毎週日本文化紹介も行っています。これまで、ゆかたの着付け、お月見、チラシ、川柳を行いました。毎回生徒の反応には新鮮なものがあり、更に良い物を紹介したいと思っています。
川柳は、ヴィエット先生も初めての経験という事で生徒にどこまで理解してもらえるか、楽しんでもらえるか非常に不安でしたが、各学年で川柳の発表会を行う事ができました。
川柳を作るのは全員初めての経験でしたが、五七五から作る川柳の遊び、言葉の面白みを味わってくれたようです。
川柳の説明の翌週に行った発表会には、イラスト入りで川柳を作ってきた生徒や、6、7作品と多数作ってきた生徒もいました。「川柳はすごく面白い。ありがとうございます。」の言葉も聞け、川柳の浸透が期待できそうです。
以下は各学年の生徒が選んだベスト3です。最近、豪雨となったホーチミン、思春期の微妙な気持ちを表したものなど様々です。
<12年生>
・ころぶなら 立ち上がりして また転び
・青いそら よかった今日は 雨がない
・雨のとき バイクにのると ふねみたい
<11年生>
・ながれぼし 夢をかなえる よるの空
・ベトナムは けしきがきれい 雨多し
・わかれると 春かれる花 月もなき
<10年生>
・うしさんは 目が小さいだ 見えません
・女の子 男の人を あいしてる
・来週 テストあります かなしいな