こんにちは。ベトナムの正月、テトも終わりホーチミン市内はテト中少なかったバイクも、テト明けはいつもと同じようにバイクの洪水と化しています。テト明けのレホンフォン高校10年生(高校1年生)の日本語クラスで文化紹介として川柳を行いました。
レホンフォン高校はホーチミン市のチョロン地区に近くマルグリット・デュラス原作 『ラマン』の映画で学校の撮影に使われたこともあります。
2016年度から日本語クラスが設けられ、現在、日本語を第一外国語、第二外国語として175名の生徒が学習しています。1月から新たにこの学校を担当する事になり、同期の小山さんと共に対応しています。
第一外国語の日本語クラスの生徒は16名(内男性2名)と少人数ですが、クラスのメンバーは活発に日本語、日本文化等を勉強しています。
川柳は全員初めての経験でしたが、昨年レクイドン高校で行った時と同様、生徒の反応は非常に高く川柳に興味を持ってくれました。じっくりと練りながら下書きを進める生徒、2、3人のグループで意見を言いながら作る生徒、少し考えすぎて筆が思うように進まない生徒、皆夫々に作品に向けて取り組みました。
テーマは教室内の事、家庭での出来事、テトの話題等盛り沢山で43首の作品が完成。クラスNo.1に選ばれたのはアンさんの作品。彼女曰く「お姉さんには恋人がいるので問題は無いが川柳として面白くしました。」との説明。
おねえさん けっこんしたい こいがない
カウンターパートのVIET先生については、
先生は きびしいけれど イケメンね
と、いう作品もありました。
テト終わる しゅくだいある どうするの
ともだちは なつかしくなる テストどき
せんぱいに 見られるときは ドキドキだ
と、高校生らしいものもあれば、
まるい月 見ているうまい 酒を飲む
酒よって 頭フラフラ 気分が悪
と、大丈夫かなと思ったりするものもあり、楽しい川柳作成となりました。将来、学校対抗の川柳大会でも開ければいいかなと願っています。