みなさんサバイディー!3月に入ってすっかり暑さに参っている片井です。これからまだまだ暑くなるのかと考えると恐ろしい限りです。
さてさて、今回はビエンチャン高校の言語科目の発表会についてお伝えしたいと思います。
ビエンチャン高校ではフランス語、英語、中国語、日本語の4言語が外国語として、そしてラオス語が国語として教えられています。なかでもフランス語はラオスのお国柄もあり、すべての科目をフランス語で教えるというコースが存在するほど力を入れて教えられています。
そんな5ヶ国語の授業が展開されているビエンチャン高校では、年に一度授業の成果を発表する会が行われます。各言語科目で予選を行い、勝ち残った生徒数名が学校全体の前で決勝を行うという形式です。ですので、発表会というよりはもはや戦いといったところです。
発表の形式は自由で、朗読、プレゼンテーション、討論会でもよく、日本語の生徒は朗読で競い合いました。「発表会では日本語を勉強していない生徒が大半だから、日本語科目の発表を見てもあまり盛り上がらないかな…」と思っていたのですが、どの言語の発表でも見ている生徒たちは大騒ぎでした。何を話しているのか全くわからなくても、「とにかくすごいことだ!」と受け入れてめちゃくちゃ大きな声援を送れるのはラオスの生徒のとても素敵なところだなと感じました。
発表の間にダンスを踊ったり、歌を歌ったり、お祭りっぽさを残しつつ、最後にはしっかり順位を決めて表彰するというのもとてもラオスらしくて、参加できたのはすごくいい思い出になりました。
任期は残り2ヶ月ちょっと。あっと言う間に半年が過ぎていきました。この少ない時間の中で、もっともっと日本のことを好きになってもらえるように、そしてもっともっと生徒に楽しんでもらえるように頑張ります!それではまた次回、ソークディードゥー!!