レクイドン高校10年生(高校1年生)、11年生(高校2年生)の日本語クラスで1月~4月に“日本語会話”を行いました。ネイティブによる会話の授業を行ってほしいという保護者からの要請に基づき新たに開始されたもので、生徒は通常の日本語授業に2コマの日本語会話が追加され、週7コマの日本語の授業となりました。
日本語会話は、①ホーチミンで日本人と会話できること②日本に行った時に使える会話を学習すること2つを目的として開催しました。授業は、ホーチミンにいる他のNP(日本語パートナーズ)にも協力頂き、カウンターパートの先生主体のいつもの授業とは逆にNPが主体となり行いました。
会話に入る前にウォーミングアップ。“今週の日本”として、富士山、節分、札幌雪祭り、雛祭り、等の日本で行われたイベントを毎週写真、動画で紹介し日本の雰囲気の中で会話に入りました。
先週の会話復習の後、先ずは会話シーンの画面を見ながらNP二人が演じる今日のスキット一つ目を聴きます。「少しわかったけど…」、もう一度聴きます。画面で会話内容の確認。ポイント練習、会話の練習を行います。スキットの内容をノートに書きます。
休憩後、今日のスキット二つ目に入ります。一つ目より少し難しい内容です。NP二人の会話を真剣に聴き取ります。スキットの内容を確認した後は生徒二人で会話練習。声も段々大きくなってきました。
NPと直接会話することも楽しみました。少し話せるようになったか皆で確認です。最後は今日の自己評価アンケート。「でんしゃにわすれものをしたことがあったんですが、このかいわはとてもやくにたつ。ありがとう。」、「今日はちょっとむずかしかったが、面白いです。」などの感想も書いてありました。
今回の会話用に新たに教案、テキスト作成をして大変さもありましたが、ホーチミンのNPに支援頂き楽しい“日本語会話クラス”ができました。