高校に赴任して3週間が過ぎました。
明るい生徒と優しい先生たちに見守られ、TT(チーム・ティーチング)授業に、日本語クラブにと少しずつなじんできました。
独立記念日や、会社訪問、犠牲祭など様々なイベントが立て込む中、CP(カウンターパート)の先生の配慮で、その他の学校内外の文化交流活動に参加させて頂きました。
結婚披露パーティーと、電気科クラスの実習参加です。
1つめは、学校外の交流活動で、“自宅披露パーティー”に同行しました。
パーティーは午前11時から夜まで続くそうです。最近は、時間が決まっている会場パーティーも増えて半々ぐらいだとお聞きしました。
お祝いのお客さんをもてなすのは、ご近所の皆さん。ご当家からおそろいの緑色のバティックを支給され、一目で判ります。広場でのケータリングとは対照的に路地にはご近所や知人?が様々なTOKO(お店)を出してもてなします。
おおらかで、いろんなものを包み込むインドネシアの方々の心に触れた感じがしました。皆さんはどのように感じますか。
次は、学校内活動で、電気科クラスの実習の時間にお邪魔しました。
私も、工業高校・大学と電気科で会社も電気・プログラム関係の業務でしたので、生徒達の言おうとしていることはなんとなく理解できました。実習の先生にお誘い頂いたのでCPと授業見学という形で参加しました。
生徒が、「これは、○○」というと、私が日本語で「□□」。その度に訳が分らない『ウオー』と言われます。 ワイヤーハーネス(電線)の皮むきは、ストリッパー(専用工具)でやっている生徒の横で、ニッパー(ペンチみたいなもの)で生徒より早くむいてドヤ顔をしてしまいました。これまた、『ウオー』と言われ恥ずかしかったです。
日本語の授業では、どうしても教える側と受ける側の関係になりますが、日本語クラブとは異なった、日本語を通した双方向の交流もいいなと思いました。
いろんな形での、文化交流をこれからも行って行けたらうれしいです。