「なおみさん、明日、日本から高校生が来ますから、うちの学校へ遊びに来ませんか?」夜のクラスのCP(カウンターパート)の先生の1人、スフィ先生から、そんな嬉しいお誘いがありました。日本語クラブの活動以外は、生徒もほぼ社会人、夜の授業が中心で英語教育の盛んなブルネイではみんな英語を使います。マレー語を使う機会が少ない私に「彼女はマレー語を勉強しているから、マレー語で話してあげて」と同僚の先生方に話しておいてくれていたようで、校長先生たちはマレー語で話しかけてくれ、大感激。東京の目黒学院の男子生徒と、ブルネイの高校生たちとの交流会が始まりました!
スフィ先生がブルネイ伝統料理アンブヤを説明、完全に割れていないお箸に澱粉のようなものを巻き付けて、ソースにつけて食べるアンブヤはブルネイならではの料理。色々なおかずと一緒に食べます。ドリアンの入ったソースもあり、苦手という人もいますが、私は大好き。日本の目黒学院の生徒たちも喜んで食べていました。
お菓子や飲み物も用意され、たくさんのゲームで交流。生徒たちは時間が経つごとにどんどん打ち解けていき、楽しそうな声があちこちから聞こえてきて、私まで嬉しくなりました。
突然の参加でしたが、私もとっても楽しい経験になりました。 そして数日後、日本語クラブで参加しているMaktab Sainsでは、楽しみにしていた日本のお弁当、キャラ弁作りに生徒たちが挑戦。
CPのレイミー先生は料理が大好き、日本も大好き。キッチンがないので、日本のお弁当の定番おかず、唐揚げと卵焼きを作って持って行き、おにぎらずを紹介、みんなとても喜んでくれました。生徒たちも自宅から簡単なおかずを持参。
日本のお弁当作りが始まりました! 料理好きのレイミー先生もサンドイッチを作ってくれました。
見事なキャラ弁を作った生徒も! いつもは夜のクラスが中心ですが、明るい陽射しのなかでのお弁当作りも楽しかったです。