マレーシアに派遣されもう残すところ1ヶ月となってしまいました。マレーシアの生活や学校にはほとんど慣れ元気に活動できていますが、未知の世界が沢山あります。それは学校行事です。ある程度分かる行事もありますが、今まで経験した多くの行事は「これは何の行事?」「今日は何のお祝いがあるの?」と生徒や先生に質問してみるも、日本で経験したことがないため想像できず、とりあえず参加してみるという感じでした。行事が終わり、やっと何の行事なのか理解することが多いです。マレーシアは、学校行事を学校全体で盛大にする国だと思います。マレーシアの日本語パートナーズ(NP)もそう思いませんか?
では、この写真を見て、何のお祝い行事だと思いますか?
これは、校長先生の退職式です。校長先生ではなくてもこのように盛大な退職式が行われます。マレーシアの先生の退職は56歳、58歳、60歳の誕生日です。日本の学校では、退任式が盛大に開催されることを経験したことがない為、マレーシアの退職式は本当に驚きました。式では、生徒代表挨拶、教頭先生の話、保護者代表挨拶、校長先生の挨拶があり、生徒や先生からの歌やダンスの出し物で式を盛り上げます。多民族国家のマレーシアなので、インド系、中華系、マレー系いろんな民族の歌やダンスを見ることが出来ます。
校長先生は、プトゥリ・セレンバン国民中等学校に2年間という短い時間でしたが、沢山の先生方、生徒から愛されながらこの学校を退任されました。
沢山の行事に驚き、楽しみながら毎日を過ごせることをとても嬉しく思います。残り僅かな時間を大切に思い残すことがないように精一杯頑張りたいと思います。