私の学校では、食堂が朝7時から午後1時まで開いています。
朝7時から10時ごろまでは、先生方が空きコマを利用して、朝食をとっている姿がぽつぽつとみられます。
本格的に、食堂が賑わい始めるのは11時半ごろから。
私の赴任校は、中高一貫校で生徒数が多いです。そのため、食堂が混雑しないよう、時間割が工夫されています。中学生は4時間目(11時半~12時20分)、高校生は5時間目(12時20分~13時10分)が昼休みとなっており、中学生と高校生で食堂に向かう時間が違うのです。
食堂には、大きく分けて8つのブースがあります。
ご飯類、麺類、串揚げ、サラダ、ドリンク、クレープ、アイス、フルーツです。生徒は、その日自分が食べたい料理のブースへ行き、注文し、その場で支払いも済まします。
タイの学食は、非常に安く、ご飯類や麺類は60円、ドリンク、フルーツ、アイスは30円ほどです。
ちなみに、食堂の色が緑色なのは、学校の色が緑だからです。鮮やかですよね。 この日は、運動会の練習のため、ジャージ姿の生徒が目立ちます。
では、それぞれのブースを見ていきましょう。
まず、こちらはご飯とお惣菜のブース。好きなお惣菜を2つ選び、ご飯にのせて食べます。お惣菜はいくつのせてもいいですが、1つ増えるごとに15円加算されます。カレーや炒め野菜、甘辛ソーセージなど種類が豊富です。
支払いを済ませ、友達の待つテーブルへ行く前に生徒が行く場所があります。それは、食べ物ブースとテーブルの間に設けられたテーブル。そこには、スプーンやフォーク、お箸と、それらを熱湯消毒するお湯があります。また、唐辛子の粉末や、お砂糖、お酢、魚醤(ナンプラー)等の調味料や野菜があり、生徒は特に麺料理の時、自分好みの味付けにします。
では、さっそくいただきましょう!
食べ終えると、生徒は、アイスやクレープを片手に、次の授業へ向かいます。
以上、タイの学食特集でした!