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ありがとう!感謝の気持ちを忘れない

長いようであっという間だったブルネイでの日々。途中、体調も崩し何度か心が折れそうになったこともあります。そんなとき支えてくれた多くの人達に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
怒涛のラストスパートでは、巻き寿司やお団子を作りました。これまでの夜間のクラスの生徒達からも手紙やプレゼントを頂きました。

ずんだ餅の写真
枝豆の代わりにブルネイで購入した青豆缶で作ったずんだ餡!? が大好評
生徒からの手書きメッセージの写真
「日本人の友達に手伝ってもらって自分で書いた」というメッセージに涙
校舎の写真
夜の派遣校は、いつもとても静か……もう終わりだと思うと寂しいです
白玉団子を試食する先生たちの写真
白玉団子をCP(カウンターパート)のスフィ先生の勤務先の学校でも紹介

そしてお世話になった一家の息子さんが私の帰国直後に結婚式ということで、一足先に自宅に招いてくれました。

お世話になった一家のお宅で撮影した写真
親戚の人達ともすっかり顔見知りに
料理をしている男性の写真
ブルネイ料理アンブヤ好きな私の為にアンブヤの混ぜ方を伝授
たくさんの品数の家庭料理の写真
美味しいブルネイ家庭料理をお腹いっぱい食べました
部屋の一角を神殿のように豪華に飾り付けられたお披露目席で記念写真
新郎のお披露目で座る椅子、息子さんが座らせてくれました!

マレー語がうまくなったと驚かれ、すっかりいい気分になってリクエストに応え、カラオケでマレー語の歌も数曲披露。みんな喜んでくれて、たくさんのお土産を頂いて再会を約束しました。

そして一番長い時間を共に過ごし、私のブルネイ生活を支えてくれたアパートメントホテルのスタッフ。

アパートメントホテルの女性スタッフたちの写真
マレー語が上達したのは彼女達との毎晩の女子トークのおかげです

朝、私の顔を見るだけで「何か嫌なことがあった?」と気づき、夜、近所に出かけた時は、降り始めた雨と遅い時間に心配して傘を持って迎えにきてくれたことも。体調を崩した時は全員が私を心配し、果物を差し入れてくれ、一度だけ涙が止まらず泣き顔で帰ってきた時は、私の背中を必死でさすって慰めてくれました。帰国が近づいてくると「あと何日で日本に帰るのね……」と涙を溜めて私に聞くようになり、切なくなりました。本当に感謝しています。

お好み焼きを囲むホテルのスタッフさんたちの写真
日本食大好き!私が作った料理の中では、お好み焼きが一番お気に入り
お好み焼きを食べるホテルの女性スタッフの写真
お好み焼きに大満足!体調を崩した時、そっと布団をかけてくれた優しい人
寄せ書きの写真
ホテルスタッフからの寄せ書きの言葉とプレゼントにまたも号泣

年齢や経済的なことから海外で経験を積む最後のチャンスかもと挑戦した日本語パートナーズ。ブルネイで学校を終え、仕事を終え、それから必死に日本語を勉強している生徒達、そして昼の仕事を終え、夜遅くまで一生懸命日本語を教えているCPの先生達と一緒に過ごした日々は、20代の頃、日本語教師をしていた頃と重なり、海外でまた日本語を教えたいというずっと胸の奥に閉まっていた思いを引き出してくれたような気がします。年齢を重ねても新しいことに挑戦することの大切さも教えてくれたブルネイとたくさんの方々に感謝です。本当にありがとうございました!

Writer
ブルネイ ガドン
服部 直美さん

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